海外での活動

バングラデシュ支援

こころのビタミン研究所は、アタウル・ラーマン・ミトン氏が2022年に立ち上げたNGOビコシト・バングラデシュ・ファンデーション(BBF)の活動を支援しています。

2001年の設立以来、「バングラデシュ独立50周年(2021年)までに飢餓を終わらせる」というビジョン実現のためのミトン氏の活動を支援してきました。バングラデシュのカリガンジ地区とボダの地区で、職業開発センター、小学校、有機農業、女性の自立のための支援を中心に活動し、それは、成功をおさめ、近年、国内メディアに大きく取り上げられました。同時に、人々の意識を変えるために、栗原弘美代表理事は、2003年から2015年までバングラデシュでセミナーを開催し、ビジョンの実現に貢献しました。

そして、近年、バングラデシュは飛躍的な発展を遂げ、2001年には42%を超えていた貧困率が2021年には12.5%。一人当たりのGDPは2001年には412ドルだったのが、2019年には1905ドル中所得国となり、2021年には、見事に飢餓を終わらせることができました!

そして、今、「ハッピー・マザー・プロジェクト」を新しい取り組みとしてスタートさせています。

バングラデシュはいまだに男尊女卑の社会で、女性が貧困に陥っています。女の子が若年結婚を強いられ、多くの母親が栄養不足や適切な医療を受けられず死に瀕しており、安全な出産も保証されていません。BBFでは、少女への奨学金、以前の活動に加えて、母子ケア病院を2つ設立し、女性が収入を得るための支援、小学校の運営などを行っています。

女性こそが、豊かさと喜びの鍵であり、幸せなお母さんが、次の幸せな時代をつくると信じて新たなビジョンに向かって活動しています。

奨学金を受け取る少女たち

縫製技術を学んだ女性

増築中のカリガンジ地区の母子ケア病院

バングラデシュ人民共和国

ハイチ支援

中米の最貧国といわれるカリブ海の国、ハイチ共和国の診療所を支援しています。このセンターは、現地NGO「イニシアティブ・アゲンスト・ハンガー(IAH)」が首都ポルトープランス近郊で運営しており、貧しい人々にわずかな初診料だけで、病気や怪我の治療、子どもたちへの予防接種、エイズ予防、食料の配布などを行なっています。

2010年1月の大震災に見舞われ、IAHの診療所も被災し打撃を受けました。
多くの支援をいただき新たに医療保険センターが2013年12月に完成し、安心して医療に従事し多くの患者さんが救われています。

ハイチでは失業率が高く、教育を受けた人材が国外に流出してしまうことが国内状況が改善しない一因と指摘されています。このためIAHでは若者のための職業訓練校の建設を開始しました。こころのビタミン研究所では、この職業訓練校の建設を全面的に支援しています。

開校目前の職業訓練センター

ハイチ共和国
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